葛城北の丸から車で約15分の場所にある「大日ホタルの里」では、毎年5月下旬から6月上旬頃に、
自然生息するゲンジボタルを鑑賞することができます。
かつては日本各地で見られたホタルの光景も、今では貴重な存在となりつつあります。
河川の改修や水質の悪化、餌となる貝の減少など、さまざまな環境の変化により、ホタルの数は年々減少しています。
特に都市部では、「ホタルを見たことがない」という方も多いのではないでしょうか。
そんな中、静岡県袋井市・宇刈地区では、自治体と地域住民が協力し、ホタルが安心して暮らせる環境づくりに取り組んでいます。
清らかな水辺と豊かな自然を守る努力が実を結び、今年もまた、初夏の夜にホタルの幻想的な光が舞い始めます。
葛城北の丸でも、運が良ければ夜の静けさの中にホタルの姿を見つけることがありますが、その出会いはとても儚く、まさに自然からの贈り物です。
そして、「大日ホタルの里」では、この時期だけの特別な光景が広がります。無数のホタルが織りなす光の舞は、訪れる人々の心を優しく包み込み、忘れられない思い出となることでしょう。
お近くにお越しの際は、ぜひ足を運んでみてください。自然と人の想いが共鳴するこの場所で、心に残るひとときをお過ごしいただけます。
・車は宇刈里山公園駐車場に止めることができます。そこから歩いて観賞スポットまで移動いただきます。
・北の丸からの送迎はございません。地元自治体の方が駐在している際は、案内に従ってください。
・暗い中での鑑賞となります。服装は、スニーカーまたはヒールのない靴をお勧めいたします。
・天候等の状況によりホタルの飛散が観賞できない場合がございます。
※画像はイメージです。