GUEST ROOM 花の名の客室からいまここにしかない四季のさなかへ

藤殿、葵殿、桜殿、萩殿の4棟からなる北の丸の客室棟はすべて、
北陸の豪雪に耐えてきた古民家を解体し、移築されたもの。
歳月を経た古木のたくましさとあたたかさを生かした骨太の梁や柱。
銘木を用いてしつらえられた繊細な内装や調度品。
このふたつが懐かしくもあたらしい和の空間を生みだし、窓からの景色と相まって
4棟それぞれの個性を織りなしています。

客室数

和室
10畳/3室 8畳/1室 6畳/1室

秋の七草に数えられる萩。食べるためではなく、歌や俳句を詠むために散策するとき、秋の野原に咲き乱れる花のひとつとして数えられています。その花のように気高い美しさを持つ萩殿。旧家の古材をそのまま使用しつつ、銀鼠色に光る遠州瓦や、赤土に漆喰を混ぜた聚楽壁と呼ばれる技法を用いるなど、日本建築の伝統的な手法を織り交ぜることで旧家の佇まいを現代に甦らせました。

HAGI - DONO 歌人たちの愛したはなやぎと落ち着き 萩殿[はぎどの]
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