万葉に季節の移ろい
木々の葉が色づくのは秋の紅葉に限りません。春の萌黄、初夏の新緑、夏の日差しに照らされる青々とした芝、冬の寒さに耐える葉ですら、時の移ろいとともに色や表情を変えていきます。丁寧に手を入れられた北の丸の庭園では、そうした微細な変化を感じ取っていただくことができるはずです。自然はひと時も営みを止めない。そんな当たり前の事実が、北の丸では大きな意味を持っています。
北の丸邸内には古民家を移築し遠州瓦を葺いた力強くも優美な家屋のほかに、
手入れの行き届いた広大な庭園と、ほぼ手つかずの自然林を生かした
緑濃い道をゆく散策路が配されています。庭園内のクロマツや
大楠の大きな影は北の丸を支える古木同様、重ねられてきた時の厚みを感じさせ、
起伏豊かな緑の庭園には季節の花が咲き誇ります。
特に夕暮れ時は紫の雲がたなびく空と銀鼠色に輝く屋根、濃い緑が
徐々に夕闇に染まっていき、息を飲むような美しい光景が広がります。
木々の葉が色づくのは秋の紅葉に限りません。春の萌黄、初夏の新緑、夏の日差しに照らされる青々とした芝、冬の寒さに耐える葉ですら、時の移ろいとともに色や表情を変えていきます。丁寧に手を入れられた北の丸の庭園では、そうした微細な変化を感じ取っていただくことができるはずです。自然はひと時も営みを止めない。そんな当たり前の事実が、北の丸では大きな意味を持っています。
自然の営みは繊細なばかりではありません。時期を待ち、つぼみを蓄え、いっせいに花ひらかせる木々や草花の勢いは見る人を圧倒します。刻々と表情を変え、静かに命をほとばしらせている、そんな景色を眺めていると心癒されるばかりか、胸の奥から力がわき上がってくるような思いにかられます。花は心の鏡。みなさまには何が見えるでしょうか。
花や果実を楽しむため庭に草木を植えることを「花木」といいます。北の丸の広大な敷地の中には自然林があり、その中を通り抜ける散策路のところどころには、こうした花木が植え込まれています。庭園内のサクラ、ハギ、フジ、ウメ、ツバキなど客室棟にちなんだ樹木のほか、コブシやツツジ、アジサイ、タイサンボク、ヒガンバナ、サザンカ、ツワブキなど散策路で咲く四季折々の花々も、ぜひお楽しみください。
北の丸、夏の風物詩。目にも涼やかな庭園内のプールで、リゾート気分をご満喫ください。
※勝手ながらプールのご利用は宿泊のお客様に限らせていただきます。
詳しくは下記電話番号までお問い合わせください。
TEL:0120-211-489