2026.6.04

花鳥風月 ❆花だより❆ あじさいのようす 


葛城北の丸の庭園であじさいが咲き始めました

袋井市にある「葛城北の丸」の庭園で、あじさいが少しずつ色づき始めています。
初夏の訪れを告げる花として親しまれているあじさいが、落ち着いた日本庭園の風景の中で静かに咲き始め、訪れる人の目を楽しませています。


あじさいが色づき、庭園にやわらかな彩り

庭園内では、白や青、鮮やかな紫色など、さまざまな色合いのあじさいが咲き始めています。
丸くふんわりとした花が、みずみずしい緑の葉の中に点在し、風情ある庭園の景色にやわらかな彩りを添えています。
歴史を感じさせる建物と緑豊かな木々に囲まれた葛城北の丸の庭園は、四季折々の表情を見せる場所としてお客様にご好評いただいております。
なかでもこの時期は、しっとりとしたあじさいの姿がよく似合います。


現在の開花状況と見頃の時期

現在は咲き始めの株も多く、全体としてはこれから見頃へ向かう段階です。
日当たりのよい場所や育ちのよい株では、すでに花が大きく色づき、見応えある姿を見ることができます。
庭園内を歩くと、場所によって咲き具合や色の違いがあり、それぞれ異なる表情のあじさいに出会えます。
ゆっくりと散策しながら楽しめるのも、この時期ならではの魅力です。
例年の傾向から
・見頃:6月上旬〜6月中旬
・見頃終盤:6月下旬頃
の見通しとなり、これから約2〜3週間にわたって見応えが増していくことが期待されます。


 

白あじさいの景色

紫あじさいの景色

 

 

 

 

 

 

 

 

 


「水の器」と呼ばれるあじさいの魅力

あじさいは、その丸く水分をたたえたような花姿から「水の器」とも表現されることがあります。
梅雨の時期にしっとりと咲く様子は、この呼び名にふさわしく、日本の風景に深くなじんだ存在です。
特に庭園の落ち着いた空気の中では、雨に濡れたあじさいの色彩や質感が一層引き立ち、晴れの日とはまた違った美しさを感じさせてくれます。
静かな時間の中で花を眺めることで、季節の移ろいをより深く味わうことができます。


色が変わる理由|あじさいの豆知識

あじさいの特徴のひとつが、土壌によって花の色が変わることです。
一般的に、
・酸性の土壌:青系の花
・アルカリ性の土壌:ピンク系の花
となる傾向があります。
同じ庭園内でも場所によって色合いが微妙に異なるのは、土の性質や環境の違いによるものです。
そのため、一つひとつの花をよく観察すると、それぞれ異なる表情を持っていることが分かります。
また、咲き始めから満開、そしてやがて緑がかった色へと変化していく過程も楽しめるため、長期間にわたって見どころがあるのも魅力のひとつです。


これからの見どころ

これから6月中旬にかけて花数が増え、より華やかな景色が広がっていくことが期待されます。
静かな空間の中で、ゆっくりと季節の変化を感じながらあじさいを楽しめるこの時期。
天気の合間を見て、足を運んでみてはいかがでしょうか。


 

青色のあじさい

紫色のあじさい