2026.3.16

花鳥風月 ❆花だより❆ 庭園の桜と法多山さくらまつり


葛城北の丸 ―― 桜に包まれる、静岡県袋井市の奥座敷で迎える特別な春

葛城北の丸は、静岡県袋井市にある、約200本の桜に囲まれた日本建築の宿です。
例年3月下旬から4月上旬にかけて、敷地内のソメイヨシノが見頃を迎え、歴史ある建屋と静かな庭園が、やわらかな桜色に包まれます。
喧騒から離れた環境で、自然の移ろいを感じながら過ごす春の滞在は、心に深く残る特別な時間となるでしょう。


春の訪れを告げる、北の丸の桜

桜の蕾は、実は前年の夏にはすでに形づくられていると言われています。
厳しい暑さや寒さを越え、長い時間をかけて春を待ち続けた小さな蕾が、少しずつ色づき始める頃――葛城北の丸の敷地内にも、静かに春の気配が満ちていきます。
冬の澄んだ空気がやわらぎ、庭園の枝先にふくらみが現れると、「もうすぐ咲く」という期待が自然と心を弾ませます。
日ごとに変化する桜の様子を感じながら満開を待つ時間そのものが、北の丸で過ごす春の贅沢のひとつです。


 

桜の蕾

北の丸

 

 

 

 

 

 

 

 

 


約200本の桜が織りなす、静謐な春景色

葛城北の丸の敷地内には、代表的なソメイヨシノを中心に、約200本の桜が植えられています。
満開の時期には、石畳に舞い落ちる花びら、庭園越しに望む建屋、風に揺れる枝先が一体となり、日本の美意識を感じさせる奥ゆかしい春景色が広がります。
朝のやわらかな光に照らされる桜、夕暮れの静けさの中で浮かび上がる桜。 同じ景色でありながら、時間帯によって表情を変える桜は、何度眺めても飽きることがありません。
館内から、庭園散策の途中で、客室へ向かう回廊から――思い思いの場所で、春のひとときをお楽しみください。

心と身体を整える、春の滞在

春の葛城北の丸で過ごす時間は、ただ「泊まる」ためのものではありません。
自然のリズムに身を委ね、日常の喧騒から距離を置くことで、心と身体がゆっくりと整っていく。
そんな静かな癒やしの時間が、ここにはあります。
館内に流れる穏やかな空気、自然の音に耳を澄ませるひととき。
忙しい日常では気づきにくい感覚が、少しずつ呼び覚まされていきます。


春の味覚を楽しむ、北の丸の食

お食事では、季節の食材を大切にした献立をご用意しています。
春ならではの素材を活かし、滋味深く仕立てられた一皿一皿は、桜の景色とともに、旅の記憶をより深いものへと導きます。
素材本来の味わいを大切にする料理は、年齢を問わず楽しめるやさしさを備え、ゆったりとした食の時間を演出します。


袋井市で楽しむ、春の名所「法多山尊永寺」

葛城北の丸が位置する静岡県袋井市には、春を代表する桜の名所があります。
そのひとつが、車で約40分の場所にある「法多山尊永寺」です。
遠州三山のひとつとして知られる法多山は、厄除観音として古くから信仰を集めてきました。
春には、約500本のソメイヨシノと濃い桃色のミヤマツツジが境内を彩り、山全体が華やかな春景色に包まれます。
また、春の恒例行事「法多山さくらまつり」では、季節の催しや屋台が並び、春の一日をにぎやかに楽しむことができます。


春限定の味覚「さくらだんご」

さくらまつりの時期には、ほんのり桜色に染まった春限定の「さくらだんご」が登場します。
ふわりと広がる桜の香りと、やさしい甘さ。
この時期だけの味覚は、袋井の春を感じさせてくれる小さな楽しみです。


桜とともに過ごす、記憶に残る春へ

満開の桜に包まれる静かな時間。
自然の移ろいを間近に感じながら、心を解き放つひととき。
春の葛城北の丸には、忙しい日常では得られない、上質な「余白」があります。
今年の春はぜひ、静岡県袋井市・葛城北の丸で、桜が彩る特別な時間をお過ごしください。



開園時季や営業状況は各所のホームページやSNSでご確認ください。

法多山ホームページ

 

法多山,桜

厄除けだんご