葛城北の丸の庭園に咲く百日紅(サルスベリ)
百日紅(サルスベリ)は、花の少ない夏の間を彩る花です。
開花時期が100日間にわたって続くことから「百日紅(ひゃくじつこう)」と呼ばれ、和名が「サルスベリ」となります。淡い紫色がウスムラサキサルスベリ、白い花はシロサルスベリと呼びます。
葛城北の丸の庭園では、ピンクのサルスベリが咲いています。
花が美しく、耐病性もあり必要以上に大きくならないことから、庭木や街路樹として夏の季節に彩を添えます。樹皮は褐色ではがれやすく、木の肌が滑らかで、葉は厚く向かい合ってつきます。
花の名前の由来には、木肌が滑らかでサルが登れないほどだという意味からつけられたとも言われています。
サルスベリは、夏が暑ければ暑いほど花芽が次々とできて花期も長くなるようですので、連日続く猛暑も満開の時期を想像しますと少し耐えられそうな気がします。
葛城北の丸にお越しの際は、ぜひ季節をお楽しみください。